インプラント治療について

「インプラント」とは、どんな治療方法ですか？

インプラント治療とは、歯の抜けた所に、人工の歯根を植え、しっかりと顎（あご）の骨と固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する方法です。
天然歯と同様の、健全な咀嚼運動（噛み砕き、飲み込む運動）ができるようになります。

「インプラント」と従来の治療の違いは？

インプラントには、従来の入れ歯のようにアクリル系やプラスチックの床（ピンク色の部分）、あるいは残存している歯に引っ掛ける止め金が必要ないので、口の中がスッキリとし、本来の自然な運動が甦ります。
また、製作された人工の歯もぴったりと固定されてますから、固いものでも楽に食べられるようになります。

インプラント治療によるメリット

• 自然な歯と同じように見え、感じられ、機能します。
• 健康な隣接歯を損ねることがありません。
• 発音や発声も以前のままです。
• 顎の骨の収縮を予防するため従来のフェイスラインを維持します。
• お口のケアは自然な歯と同様です。
• 自然な岨囁能力を回復します。
• 自信や本来の表情を取り戻します。

インプラント治療によるデメリット

• インプラントは保険適用外治療となるため、保険適用での歯科治療に比べると治療費が高額になる
• 挿入したインプラントが骨と結合するまで時間を必要するため治療期間が3～6ヶ月と長くなる
• インプラント埋入手術が必要になります。麻酔で痛みは軽減されますが、体には負担がかかってしまいます
• インプラント治療終了後は、定期的なメンテナンスをする必要があります
• インプラントとあごの骨が結合しない場合がある
• 下顎臼歯ではまれに下顎神経損傷した場合、下口唇や口角部、前歯部口腔粘膜や歯茎に痺れ、麻痺が表れます。
• 上顎臼歯ではまれに歯性上顎洞炎が起こる場合があります。